健康で元気な生活の実現を
私たちは目指します。
みらい医療推進センター
サテライト診療所 / げんき開発研究所
みらい医療推進センター
サテライト診療所 / げんき開発研究所
みらい医療推進センターの「みらい医療」とは、「予防に重点をおいた医療」を意味します。この「みらい医療」をいかに効率的に推進していくかを様々な角度から研究・実践するのが「和歌山県立医科大学みらい医療推進センター 」です。
みらい医療推進センタ-は、県民の健康増進など県民医療への貢献や大学の機能分担と拡充、学生・医療人の研修の場、医療情報の発信の他に中心市街地の活性化にも大きく貢献することを目的としています。
和歌山県立医科大学では、これまで「産官学連携推進本部」を設置、地域社会への貢献の観点から大学、産業界、行政が一体となった施策に取り組んできているところですが、この「みらい医療推進センター」についても、寄附講座「みらい医療推進学講座」の提供をベースに新たな地域医療への貢献を目指すものです。
たとえば、生活習慣病は、糖尿病や高血圧など発症に食事や運動などの生活習慣が関わる疾患を指しますが、糖尿病と高血圧は全人口の30~50%が罹患しており脳卒中や心筋梗塞など重篤な疾患の危険因子になります。
生活習慣病対策では、通常の診療とともに、糖尿病や高血圧の早期発見を可能にし、適切な食事療法や運動指導、治療を行うことで、病気の進展を防ぎ、重篤な心血管系合併を未然に防ぐことができるわけです。こうした医療を、われわれは「みらい医療」と定義し、当センターは、その具体的な方法について研究・実践を行う場であります。
「みらい医療」の研究部門として、「生活習慣病予防対策部門」、老化予防対策部門、東洋医学部門を設置し、以下の研究、事業等を実施していくこととしています。
また、これらの研究を統括する機関として「げんき開発研究所」を設置し、さらに、それぞれの分野に関連した診療を行う診療所を設置しています。
適切な食事指導や運動指導を行い、重篤な心血管系合併を未然に防ぐための「みらい」に向けた効果的な予防方法等の研究を行う。
リハビリテーションを中心に動作解析装置や人工気候室など最新設備を活用した、効果的な老化予防対策方法を研究
我が国古来からの生薬による治療と西洋医療とマッチさせ安全で効果的な治療方法の研究を行う。また、関西医療大学と連携し鍼灸治療との効果的な連携方策について研究
和歌山県の自然を生かし、医療と観光をマッチングさせ新たなな疾病予防方法を研究する観光医学の推進や動作解析装置や人工気候室、トレーニング設備を活用した医学的なトレーニングプログラムの開発を行う。
和歌山県の持つ観光資源の一つ温泉を活用した治療方法の研究や、人工気象室を活用した通気性の高いギプスの開発、床ずれ防止のための繊維の開発など、介護製品の開発支援を行う。
研究・診療場所を和歌山市の中心市街地の複合商業ビル内に設置。本学内外の医師・医療スタッフの研修の場としてのプログラムを開発・提供する。
県民医療講座の定期的な開催や講演会・シンポジウムの開催などを通じ県民に対し、正しい健康知識の普及促進を行う。
この「みらい医療」をいかに効率的に推進していくかを
様々な角度から研究・実践するのが
「和歌山県立医科大学みらい医療推進センター 」です。
みらい医療推進センター中核施設。運動療法や食事療法、温泉医学、観光医学、スポーツ医学分野の研究を展開。地球上の全ての地域の気温・湿度を正確に再現可能な「人工気候室」や高精度な「動作解析装置」など、最先端の研究機器を保有します。
みらい医療推進センターの研究分野に応じた外来診療施設を設置し診療サービスを提供します。 糖尿病や高血圧、リハビリテーション医学、漢方医学に対応した診療科を設置。オフィス街で働く皆さんや周辺の皆さんが気軽に利用していただけるよう工夫を凝らした診療所を運営してまいります。もちろん、和歌山県立医科大学附属病院との連携も万全です。
また、 みらい医療推進センターが活動するフォルテワジマ5階は、「メディカルフロア」として和歌山県薬剤師会が調剤薬局を開設されています。
年齢とともに、「疲れやすい」「体力が落ちた気がする」「外出がおっくうになった」といった変化を感じることはありませんか?
みらい医療推進センターでは、そうした“暮らしの中の小さな変化”に寄り添いながら、リハビリテーション医学・医療による医療的支援と、運動・栄養・生活習慣改善を通じた健康増進・競技力向上支援を組み合わせて提供しています。
地域に根ざした医療とトレーニングの拠点として、皆さまの健康的な毎日と、その先の未来を支えます。
以下のような項目に心当たりはありませんか?
これは「日本版フレイル基準(J-CHS基準)」に基づく、健康状態を見直すためのチェック項目です。
3つ以上該当すると「フレイル」の可能性があります。
1〜2項目の場合は「プレフレイル」と呼ばれ、予防の第一歩になります。
「老化だから仕方がない」と放置せず、「生活」「運動」「栄養」を見直して,予防・改善をしましょう。